香りは「聞く」もの!?
こんにちは、
日本香堂の小野です☆
今日は、「香道」で使われる言葉についてお話しします。
「香道」とは、一定の作法に従って香木をたき、その香りを文学的テーマのもとで鑑賞する芸道のことです。
祈りの香りとして仏教とともに日本に伝えられた香は、平安時代になると貴族たちの楽しみの一つとなり、そこから更に時を経て室町時代に「香道」として体系化されました。
私も以前香席(茶道でいう茶会のようなものです
)を体験したことがありますが、一つ一つの所作が静かで美しいのが印象的でした。
日本香堂ホームページの「香りのアラカルト」に、香道についてもう少し詳しく書かれているので、興味のある方はご覧くださいね♪
さてこの「香道」の世界では、香りを嗅ぎ分けることを「聞く」といいます。
一般的にはこの様な時「嗅ぐ」という言葉を使用することが多いと思いますが、香道では違うんですねー
。
「聞く」という言葉には、耳で話や音を感じ取るという意味だけでなく、「感覚を働かせて識別する」(大辞泉より)という意味もあるそうです!(知りませんでした!)
「香りを聞く」
とてもきれいな言葉です。
“感覚を呼び覚まし、心で香りを感じる”・・・そんな意味を込めて「聞く」という言葉を使うのかもしれませんね。

こだわって作られた「青雲アモーレ」の香り、ぜひ皆さんも感覚を研ぎ澄まして、静かな心で「聞いて」みてください
。
投稿者:admin | 投稿日:2007年03月30日 | コメント[ 12 ] | トラックバック[ 7 ]


コメント
以前 お茶を習っていましたので、 小野さんがおっしゃるような「お香を聞く」機会が何度かありました。
香りを楽しむために 鼻に持っていくのではなく、耳に持っていくんですよねww
源氏物語などにも「香あわせ」の事などがあるので、かなり昔からあったんでしょうね。 源氏香の記号は 覚え切れませんでしたが^^;
小野さんの記事を読むたびに、 なんだか 日本について 改めて見直しています。
やっぱり 日本は 最高ですねww
投稿者 WAKO (2007年03月30日 23:11)
トラックバックさせていただきました~♪
香道ってなぜか昔からの憧れで 笑
源氏物語を読んだ頃の影響でしょうか
香りを聞く って素敵な言い方ですね
心を静めて没頭するかんじがします。
投稿者 massara (2007年03月31日 23:06)
「WAKO」さん
こんにちは!コメントありがとうございます♪
香席を体験されたことがあるんですね
香はお茶とともに嗜まれながら、室町時代に確立されたそうです
源氏香の図は、デザインとして時々目にする機会があったので、一つのデザインとして認識していたのですが、香道と関わりのあるものだと知った時は「なるほど!」と深く納得しました☆
でも52通りもあるので、覚えるのはちょっと大変そうですね
アモーレブログの記事で、日本の良さについて改めて実感していただけているとのこと、大変嬉しく思います♪
日本人の繊細な感覚が生み出した香りを楽しむ芸道、その心をいつまでも大切にしていきたいですね!
投稿者 ナビ補・小野 (2007年04月02日 10:36)
「massara」さん
こんにちは!
TBありがとうございます☆
早速コメントさせていただきました!!
香道、敷居が高いイメージがありますが、初心者でも楽しめる体験香席も行われているので、ぜひぜひ体験してみてくださいね♪
確かにvv香というと源氏物語のイメージがありますよね♪
「源氏香」という源氏物語にちなんだ遊び方もあるんですよ☆香りが、源氏物語の世界へと心を誘ってくれそうですよね
「香りを聞く」という言葉とても綺麗な表現ですよね!ちなみにその由来は、記事でご紹介した以外にもいろいろ俗説があります。
香炉をそっと顔に近づけてあたまを少し傾けていてる様子が、なにかを聞いている姿に似ているところから言われるようになったという説もあるそうです。
投稿者 ナビ補・小野 (2007年04月02日 10:47)
とっても雅なお話ですね~♪
香道というとイッパンピープルには無縁な気がしていましたが、
今では門戸が広くなっているのでしょうか。
中国ではお茶の香りを楽しむのを聞茶といいますね。
通じるところがあるような気がしました。
我が家には聞茶杯はあるのですが、香炉はないです。
「香りを聞く」素敵な響きですね(^^)
投稿者 ぷぷん (2007年04月02日 23:15)
「ぷぷん」さん
こんにちは☆
そうですね、「道」とつくものはやっぱりちょっと敷居が高いように感じてしまいますが、最近では香りを楽しめる体験会のようなものも開催されているんですよ♪
初心者の方でも香道を楽しむことができるようになってきているのだと思います☆
確かに!
「聞茶」と言いますよね。
香道は、茶道と関わりつつ発展した経緯があるそうなので、茶道と通ずる点が多いのかもしれませんね♪
投稿者 ナビ補・小野 (2007年04月03日 10:06)
「香りを聞く」というのも日本らしい表現ですね。
日本らしさや、日本の文化というものを忘れがちのこの頃・・・
こうした文化や心は大切に残したいですね♪
なかなかふれる機会がありませんが
ぜひ囓ってみたい文化ですね(σ・ω・)σ
投稿者 chicchi (2007年04月07日 17:28)
前回トラックバックさせていただいた■都の香り~京都~■というブログ記事にも「お香の匂い、嗅ぐのではなく聞くと言いますね。香りも奥が深いです。」というコメントをいただきました。
「嗅ぐ」というとクンクン鼻息を荒げて(笑)いるイメージがありますが、お香の香りはそのような動作でにおいを確かめるのは似合わない。。。
感覚を研ぎ澄ませ、静かに鑑賞するっといったような響きのある「香りを聞く」という言葉がぴったりですね。
投稿者 ブルートパーズ (2007年04月08日 17:32)
「chicchi」さん
そうですね!
見直してみると、日本にはステキな文化や伝統がたくさんありますよね。
外国の方が憧れを抱く程魅力的な文化なのだから、
大切に守っていきたいですね!!
香道は、やはり茶道や華道と比べるとあまり知られていない芸道かもしれません・・・。
せっかくの日本独自の香りを聞く芸道、ちょっとだけでも知っておきたいですよね!
香道の精神や、お香を楽しむ上での作法を少し知ることで、普段お香をたく時間がより一層上質なものになりそうです♪
投稿者 ナビ補・小野 (2007年04月09日 10:12)
「ブルートパーズ」さん
こんにちは!
はい!もちろんブルートパーズさんの記事、チェックしてました☆
ブルートパーズさんの記事の文章や画像はいつも美しく洗練されていて、いろいろなことに気づかされます♪
確かに「嗅ぐ」と表現すると、クンクンと鼻を鳴らして匂いを確かめる様子が目に浮かびますよね。
一方「聞く」というと、目を閉じてすぅーっと香りを取り込みじっくりと味わうという感じがします。
ただ単語が違うだけといえばそれまでですが、
それだけで、連想されるイメージは随分違いますよね!
投稿者 ナビ補・小野 (2007年04月09日 10:20)
「香りを聞く」
なんとも美しい響きですね。
そっと目を閉じて、雑念を捨て、心を無にして
感じとる香りというイメージですね。
同じ素敵な香りでも「香りを聞く」と、
とても有意義なひとときが過ごせそうですね。
ストレスの多い社会、無心でそのものを楽しむ時間って
すごく価値があると感じますね。
投稿者 mkyuuchann (2007年04月11日 12:40)
「mkyuuchann」さん
こんにちは☆小野です。
ほんと美しい表現ですよね!
「香りを聞く」という言葉自体の美しさが、そのまま香道の所作の美しさをあらわしているように感じられます
忙しい毎日の中で、短時間だけでも香りだけに意識を集中して、じっくりと味わう時間は、まさに価値のある一時だと思います♪
私も、心に余裕がない時ほど、そういった時間を大切にしたいと思っています☆
投稿者 ナビ補・小野 (2007年04月11日 15:00)